社会学の本

希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く

希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く

現実を見ろよ、現実を。
お前らの世界には希望なんてありはしないんだぁぁぁぁぁ。
がんばっても報われないんだ。
希望を持って生きていける奴らは、生まれつきそういう環境で
育ってるし、そうじゃない奴らは、希望を持てないから
一発逆転にかけて夢を追い続けてドキュソかニートになるのさ。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
で、どうすればいいの(;´Д⊂)
……さぁ?

という本。
現状分析は出来るけど、それに対する打開策が
ほとんど書いてないのが学者らしい。

今、希望格差の上にいる人はこれを読んで絶望感を感じるし
希望格差の下にいる人は、こんないい加減な本書きやがって、
と思うか、どうでもいいと感じるかで、
そもそも問題とする層には何も届かないのだ。
むしろ絶望感をあおる分悪いかもしれない。

読み方によっては、幸せの価値観が変わってきてるので、
それにイライラしている年寄りの意見とも読める。
結局一番貧乏くじなのは、その過渡期でどっちつかずな
我々の世代なのかなぁ。